かご落ち対策完全ガイド:無料でできる簡単な方法とMakeShop+GA4の活用法
2025.03.14
少し前の記事で、MakeShopのGA4対応についてまとめました。今回は、ECで最も重要なテーマの1つである「かご落ち」について紹介します。
前回の記事をまだご覧になっていない方や、MakeShopのGA4対応が分からない方は、まずそちらをご確認ください。
かご落ちとは
かご落ちとは、顧客が買い物かごに商品を入れたものの、最終的に購入手続きを完了せずにサイトを離れてしまうことを指します。
具体的には以下のような状況でかご落ちが発生します:
- 購入ページには進んだけれど、支払情報を入力せずに離脱した。
- 商品をカートに入れたけれど、結局決済ページにはたどり着かなかった。
- 商品をカートに入れたまま、他のサイトに移ってしまった。
- お気に入り登録やメモ代わりに商品をカートに入れている。
- 購入するつもりだったが、今はお金がなかった。
- 決済に失敗した。
- 最後に表示された送料を見て購入をやめた。
- セキュリティへの不安。
- サポート不足、サポートへの懸念。
- サイトの構造や案内、ナビゲーションが分かりづらい。
- コンビニ受け取りなど配送オプションが無い。
- 支払い情報入力のエラー。
これらのかご落ちは頻繁に発生しています。
メイクショップ+GA4でかご落ちを調べる
まず、まだSmart Checkoutを設定されていない方は、事前に設定をお願いします。Smart Checkoutもかご落ち対策に有効な手段ですので、さっそく設定しましょう。通常の配送、決済を利用している場合は特に問題なく設定が可能です。
- Smart Checkoutの紹介
- https://www.makeshop.jp/main/lp/smartcheckout/
- Smart Checkoutマニュアル
- https://manual.makeshop.jp/hc/ja/articles/31306861793689-%E6%96%B0%E6%B1%BA%E6%B8%88%E7%94%BB%E9%9D%A2-Smart-Checkout-%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
GA4の操作
次の順に操作してください。
- Google Analytics管理画面左側の探索→ファネルデータ探索へ進みます。
- 設定→ステップを編集、ファネルのステップの編集
- ステップ1の名称:「買い物かご」に設定。新しい条件を追加→イベント→add_to_cart
- ステップ2の名称:「決済画面」。新しい条件→イベント→begin_checkout
- ステップ3の名称:「購入」。新しい条件→イベント→purchase
- これにより、次のような表が完成します。
これで買い物かごから購入に至るまでの流れが出来ました。
ファネルとは
ファネルとは、顧客が最終的な目標(ECの場合は購入や会員登録)に至るまでの経路を可視化するためのツールです。顧客がどこで何をしているのかを追跡することで、どこで離脱しているのかを分かりやすく把握できます。
例えるならば、私たちのハマーン様が搭乗したAMX-004 キュベレイにはファンネルが搭載されていましたが、これを思い浮かべてください。ファンネルが敵を追跡し攻撃するように、マーケティングのファネルは顧客の動きを追跡し、分析します。
かご落ちの計算方法
かご落ちは次の計算方法で求められます。
- 買い物かごから決済画面でのかご落ち(先ほど作ったファネルデータの買い物かごのところにある放棄率)
- (カートに追加された数 – 決済画面に進んだ数)/ カートに追加された数
- 決済画面から購入完了でのかご落ち(決済画面での放棄率)
- (決済画面に進んだ数 – 購入完了した数 )/ 決済画面に進んだ数
- 全体のかご落ち(カート放棄)
- (買い物かごに追加された数 – 購入完了した数)/ 買い物かごに追加された数
商品個別のかご落ち
GA4では商品単体でのかご落ちも次の方法で見ることが出来ます。
- レポート→収益化→eコマース購入数
前回ご紹介した商品の閲覧数表示を設定しておけば、商品が閲覧された数字も出ますので、さらに便利に活用することが出来ます。
かご落ちの対策について
かご落ちの対策は、状況によって様々な方法があります。以下にいくつかの例を示します。
- 買い物かごに商品が入る数が少ない場合
- 魅力的な商品画像や説明を追加し、プロモーションを強化する。
- 買い物かごに入れたけれども購入手続きまで進まない場合
- チェックアウトプロセスを簡素化し、ユーザーがスムーズに購入手続きに進めるようにする。
- 購入手続きには進むけれど購入には至らない場合
- 支払い方法を多様化し、顧客サポートを強化する。
母数(買い物かごに入れる数)が多ければ、かご落ちする割合は下がります。
MakeShopでは、決済画面から購入に至るプロセスを触ることができない(Smart Checkoutしか方法がない)ため、いかに多くの商品を買い物かごに入れてもらい、いかに多くのユーザーが決済画面に進むかに集中することが重要です。
メイクショップでのかご落ち対策
メイクショップでは様々な方法でかご落ち対策が可能で、最初に紹介したSmart Checkoutもそのひとつです。
既に導入されている方も多いメイクリピーターやおみせコネクトなどがその代表例です。
- makeshop apps
- https://apps.makeshop.jp/
ただし有料ツールに走る前に、まずは無料でしっかりと足を固める方法もありますので、次に紹介します。
無料で出来る対策
- 商品説明文と画像をより魅力的にする: 高品質な画像と詳細な説明で、商品を魅力的に見せましょう。
- 送料について正しく明記する: 購入者が予期しない送料に驚かないよう、明確に記載します。
- レビューを集め、正しく評価を紹介する: 顧客のレビューを集め、信頼性を高めるために正しい評価を紹介します。
- プロモーションや割引を適用する: セールやクーポンを提供し、購入意欲を高めます。
- かごだけMakeShopの利用: 便利な機能を活用することで、かご落ち対策が強化できます。
- Exit Intent Popupの利用: 決済画面でブラウザの戻るや閉じるを押した場合にアラートを出すことで、離脱を防ぎます。
- 多彩な支払い方法を準備する: 例:Amazon Payなどを利用して、ユーザーに便利な支払いオプションを提供します。
- 会員登録なしでも決済できるようにする: ゲスト購入オプションを提供し、スムーズな購入体験を提供します。
Amazonでは欲しいものリストなんてありますけど、あれもかご落ち対策になっていますよね。素晴らしい。
かご落ちした金額を計算するのは避けましょう。心臓が止まりそうになります!