ショッピングサイトで最初の1円を売り上げる方法

ECで最初の1円を売るための基礎知識

本文はEC、その中でもネットショッピングに関しての基礎的な知識の共有記事になります。
ネットショッピングを大別するとAmazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどのよく知られているサービスと、個人商店をネットで開くサービスの2通りがあります。このとき前者をモール型と呼ぶこともあります。これに合わせ本文では後者を独立型と呼ぶこととします。

ここでは、ECを使って最初の1円を売るために必要な事、さらにそのお店のファンになっていただくための経路を紹介します。

ご自分のECサイトを知ってもらう

まずは自分のショップを知ってもらう行為です。
モール型、独立型ともに、自分のショップを知ってもらう事はとても大切な要素です。
建物を建てただけでは、家なのか事務所なのか分かりませんし、看板を付けただけでは何を売っているのか分かりません。

このとき、モール型、独立型ともに広告は手助けを行ってくれるツールです。
広告を知り、適切に使うことで、より質の高いユーザの獲得に協力してくれます。

例えば市場に出回っている商品よりも、うちの方が質が高いうえに価格が安く、永久保証なのであったとしても、それを知ってもらわないと購入すらされないということになります。

ショッピングサイトに訪問してもらう

知らせる事とユーザにショップを訪問してもらう事は異なります。
ユーザがショップを知ったからと言って、訪問する理由にはなりません。

ネットショップではウィンドウショッピングの要素は広告にしかありませんので、少なくとも自分の店がどんな商品を取り扱っているのかを知らせる必要があり、ユーザは様々な情報を取捨選択の後に訪問をしてくれます。

また、広告で商品を見て訪問してくれた購入意欲の高いユーザは、基本的には他の商品を見てくれないという傾向にあります。

ショッピングサイトに来店していただいたお客様に商品を見てもらう

せっかく訪問していただいたユーザも、お店の入り口に立っているだけでは購入には至りません。
訪問していただいたユーザには、自分の商品を見てもらう必要があります。

広告で商品を直接見に来ていただいた方や、商品を手に取って見ていただいている方には、必要な情報を過不足なく適切に伝える必要がありますし、ユーザにマッチしていた商品であるならば、それを適切にカート(買い物かご)の中に入れて、レジへ進んでいただく必要があります。

ショッピングサイトで購入してもらう

1円の商品を買ってもらう事と、100万円の商品を買ってもらう事。この両者においてお客様に財布を開いてもらうということは共通しており、ECでも同じことが言えます。
どのような素晴らしい商品であっても、ユーザが財布の紐を緩めないと購入はされません。

ユーザが財布の紐を緩める切っ掛けを適切に与えているか、果たしてその商品がユーザが欲している商品なのか、商品がどのようにユーザに見えているのかを確認する必要があります。

ショッピングサイトにまた来ていただく

ショップを気に入っていただき、囲い込みのきっかけを作る行為です。
果たしてなぜ購入していただいたのか、どういう所が気に入っていただけたのか。決め手となったのは商品なのかお店のブランドなのか、ネット上に用意された様々なツールを使ってお客様の行動と心理状態を分析し、再度来店していただく切っ掛け作りを行います。

ショッピングサイトのファンになっていただく

数度ショップに足を運んでいただき、お気に入りの商品を見つけていただき、購入していただく。
この行為を繰り返すことで、ユーザはショップのファンになって行きます。

ショップのファンになるのはユーザの恣意であり、ショップはファンになっていただく為の行動を起こす必要があります。