インターネットを使った検索の仕組みと、様々な検索の方法について
2019.06.12
冒頭では検索そのものについて説明していますので、面倒な方は様々な検索方法についてまでジャンプしてください。
インターネット検索とは
「明後日の大阪の天気が知りたい」「ミシンが壊れたので修理に出したい」「お肉の特売日が知りたい」など調べものをしたい時、インターネットはとても便利です。
信頼性は度外視しますが、インターネットの中には世界中の色々な人が様々な情報を提供しており、日常の出来事から専門的な出来事まで様々な情報を調べる事が可能です。
この調べものをする行為を検索と言い、それをインターネットを利用して行う行為をインターネット検索と言います。
ブラウザについて
インターネットにある情報を見るには、ブラウザ(ブラウザー、browser)と呼ばれるソフトが必要です。ブラウザは色んなメーカーが様々なソフトを出しています。chrome(クローム)、Edge(エッジ)、Internet Explorer(インターネットエクスプローラー、IE)、Firefox(ファイヤーフォックス)、Opera(オペラ)などがその代表例です。
インターネットエクスプローラーについては、もう古いブラウザなので、Edgeもしくはchromeをお勧めします。Macの方はchromeもしくはSafariが便利だと思います。Operaも優秀なブラウザなのですが、現在ではスマホで利用する場合が多いです。
サーチエンジンについて
インターネット検索(以降、検索)には、googleやYahoo、Bingといったサーチエンジン(検索エンジン)を利用します。
サーチエンジンとはインターネット上にある様々な情報の図書館のようなものです。本の著者は、自分の書いた本を知ってもらうために図書館に本を寄贈します。それと同時に図書館は世界中に職員を派遣して、まだ寄贈されていない本はインターネット上にないか調べさせます。その結果、図書館(サーチエンジン)には膨大な数の本(情報)が集まります。
また図書館はとても賢く、蔵書の内容を全て記憶しており、私たちが「〇〇について教えて」と言ったら、「その情報なら、この本に載ってるよ!あと、これとこれ、こっちの本にも載ってるよ!」と多くの本を紹介してくれます。そして私たちは紹介してもらった本を読むことで問題解決への糸口とします。
サーチエンジンの種類
先程googleとyahoo、Bingをサーチエンジンとして紹介しましたが、実際にはgoogleとYahooは同じ検索の仕組みを利用しています(googleの検索の仕組みを利用)ので、googleとYahooでは同じ検索結果が表示されます。なので、実質的に検索エンジンはgoogleとBingの2つであると覚えていただいて問題ありません(2019年)。
Yahooとかグーグルってなんだ
ヤフーとかグーグル、そして先ほど紹介したBingとは、検索するための窓口のサイト(ホームページ)で、この窓口のことをポータルサイトと呼んだりもします。ポータルサイトはそれぞれの会社が運営しており、ヤフーならYahoo japan、グーグルならgoogle、Bingならマイクロソフトがそれぞれ運営しています。
ポータルサイトの使い方は各運営会社の自由です。ヤフーやBingでは占いや健康問題解決窓口、不動産、時事ニュースなどを同時に紹介し、そこに広告も混ぜていますのでどことなく華々しい感じがします。しかしgoogleはほぼ検索窓だけです。もちろんどちらを使おうが自由です。好みによって使い分ければいいかと思います。
検索の方法
サーチエンジンの検索窓を使って調べる方法
検索窓に言葉を入れて検索をします。言葉を入れた後にキーボードのエンターキーを押せば、蔵書の中から本を紹介してくれる画面に変わります。
- googleの検索窓で検索する場合
- Bingの検索窓で検索する場合
ブラウザのURL入力枠(アドレスバー)から検索する方法
検索の度に、googleやYahooなどに戻る必要はありません。ブラウザのURL入力枠に文字列を入れて検索する方法もあります。この方法が楽ですし一般的なような気がします。
- Chromeのアドレスバーでの検索方法
検索機能のオプション
調べたい言葉を入力しても、結果として表示して欲しい内容が違う場合があります。
例えばランチを予定しているお店の名前で検索するとき、あなたはお店の評判を調べたいのか、どんな料理なのか写真を見たいのか、お店の予算を知りたいのか、場所なのか、検索エンジンは超能力は使えないので、あなたの気持ちまでは分かりません。そういう時に、検索機能のオプションを使って簡単に目的の物を探すことができます。
では実際に、みんな大好き「ジョイフル」さんの情報を調べてみましょう。「ジョイフル」と検索したら次の結果が返ってきました。
検索結果の一部分を切り取ったものがこちらの画像になります。それぞれについて説明を行います。
- 赤枠部分
- 検索語「ジョイフル」に関連した地図や動画、ニュースが欲しい時はこちらをクリックすれば一発で目的の物を結果として返してくれます。
- 黄枠
- 検索語「ジョイフル」で調べたら「ジョイフル」ってお店が見つかりました。ジョイフルをご紹介します。
- 青色
- 黄枠で調べたジョイフルってお店には、こういったことが書かれていますよ!
- 緑枠
- 黄枠のサイトには住所が乗っていましたので、地図を表示しますね!
今回は「ジョイフル」と検索しただけで、こんなにたくさんの情報を提供してくれました。もちろん全ての言葉がこのように沢山の情報を提供してくれるわけではないですが、何かしらの結果を返してもらって、それを見る事が出来るという点に関してはとても素晴らしい道具です。
今回「ジョイフル」と検索して、結果として表示された情報はおそらく間違いのないものですが、ネットに掲載された情報は正しいものばかりではないこと、偽りの情報がかなり多い事を念頭に入れておいてください。
様々な検索方法
検索を行っていると、検索結果の中に余計な情報まで多く表示されてしまう場合があります。欲しい情報をしらべたいのに、余計なサイトが多くて満足行く結果にたどり着けなくて諦めたという経験はありませんか?そこで、自分の欲しい検索結果の精度を高めるための方法について幾つか紹介します。
- 複数の検索語で絞り込み
- 言葉と言葉の間にスペースを入れて、検索結果をどんどん絞り込みを行います。「都城 宅配 弁当」や「都城 妻ヶ丘町 宅配 ピザ」など言葉をスペースで繋げて検索する事で、どんどん絞り込んだ検索が可能となります。
- 結果として表示したくない文言を含むものを外す
- 表示したくない言葉をはずす場合には、「-(半角のマイナス)」を表示したくない言葉の前に付けます。この図では「都城 リフォーム」で検索した結果に「口コミ」を含むものは表示しないようになります。
- 既に無くなったかもしれないサイトを見る
- サーバのキャッシュ(思い出のようなもの)と呼ばれる機能を利用して、既に無くなったページを見れる場合があります。下図のように検索窓にchache:とかいて、その後ろにサイトのURL(アドレス)を入力します。
- サーチエンジン内にサイトのキャッシュがあれば、それを読むことができます。
- いずれかの言葉を含むサイトを検索
- 英語のor(もしくは)を使った検索です。「あなたーおかえりー!ご飯にする?それともお風呂にする?それとも・・・」という感じに検索ができます。上図では都城でケーキもしくはパフェの掲載があるサイトを検索しています。
ちょっと便利な検索
これまで紹介した以外にも便利に使える幾つかの機能を紹介します。
- 和暦を調べる
- なぜか和暦を求められる事って結構あるんですよね。そういう時に便利なのがこういった検索。
- 翻訳してもらう
- まだ翻訳機能としては成熟はしていませんが、単語の意味を調べたり、短いフレーズを訳す場合にはとても重宝します。
- 移動距離や方法を調べる
- 道順や時間を調べる場合、カーナビだけでなくサーチエンジンでもルートを検索する事が可能です。
- この図では福岡までの道のりを車や電車、もしくは徒歩で行く鉄人のためにおおよその時間と経路を教えてくれます。参勤交代の時に役立ちますね!