総額表示へのmakeshop対応方法

2021年から小売りでは総額表示が義務付けされました。
今回はmakeshopを利用して総額表示を行う方法を解説します。

現在の価格と消費税の設定確認

まず初めに、現在の販売価格消費税の設定を確認します。

販売価格

商品管理内のそれぞれの商品に対する販売価格

消費税の設定

ショップ作成→決済・注文関連の設定→消費税の設定

消費税の設定にある「税抜」「税込」は、入力された販売価格が税抜なのか税込なのかを設定する項目ですので、販売価格と消費税の設定が異なる場合は、CSVまたは直接の手入力で販売価格を再入力する必要があります。

販売価格 消費税の設定 対応方法
税込で入力してある 税込 <{$item.price_html}>
税抜で入力してある 税抜 <{$item.price_html}>
税込で入力してある 税抜 価格再入力
税抜で入力してある 税込 価格再入力

独自コード<{$item.price_html}>は、税込み価格が表示される仕組みになっていますので、商品ページのhtmlを<{$item.price_html}>に変更するだけでOKです。

販売価格と消費税の設定が違ってしまった場合

商品数が200、300と多くなると、CSVを使って修正するしかありません。
現在の商品データを商品管理→CSV一括登録→商品一括修正で取得し、販売価格を修正してアップロードします。
このとき、販売価格と消費税の設定が同じになるようにします。価格にカンマ(,)が入らないようにします。
修正後、CSVファイルをアップロードすれば修正完了です。

ベーシックモードでの対応方法

ベーシックモードでも販売価格と消費税の設定が異なる場合は価格の再入力が必要となります。
html側では[TAXPRICE]で税込みの価格を表示させるようにすれば、総額表示となります。

ACROCRAFT 峯崎

この文章を書いた人

学生時代よりウェブ技術に興味を持ち、独学でウェブ制作を開始。当時からPerl、CSSなどの技術を用いたサイト構築に取り組んでいました。 その後、営業会社にて法人営業を経験し、ウェブ開発・運営に本格復帰して以降は、WordPressを活用した多様なサイト開発、及びECサイトの制作・運用に従事。 ウェブ戦略の立案から実行、効果測定までを一貫して担当しています。

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