あくまで私個人の意見だけれども、ブランディング = 継続であることはこれまでいくつか話題にしてきた。
中小企業が運営するECサイトのブランディングとは

しかしながら、Webサイトの更新をし続ける、継続することができていない企業がほとんどだ。
世の中の8割ほどの企業がWebサイトの活用の仕方をしらない、模索しないままだ。

今回はそのWebサイトの活用の中でも、最も基本的で、ほとんどの方ができていない「お知らせ」について説明します。

お知らせは生存確認だ

「サイトをリニューアルしました」と、お知らせの一番上にあるが、3年前の記事だったり、
昨年の「年末年始のお知らせ」で止まっていたり、あなたの会社のウェブサイトはそうなっていないだろうか。
もし10社くらい見てくれていたら、8社はそんな内容ばかりだと思う。お知らせに何を書けばいいのか分からないのだ。

お知らせを難しく考えすぎている

「TVに出ました」「雑誌に紹介されました」「社長が代わりました」など、そんな特大ニュースが無いとお知らせに書いてはいけないと、勝手にそう思い込んではいないだろうか。

お知らせに書く内容は、実はもっと身近なもので良い。
本当に書くことが見つからなかったら、「今日の田中さん、鼻毛出てます」とかでもいい。
なぜなら、お知らせはそのWebサイトの脈拍だからだ。

脈が止まったら命が尽きるように、会社のお知らせが止まったら、その会社は活動をしていないと見なされて当然なのだ。

日付けの力

どんなに短い文章でも、今日に近い日付の紹介があると、閲覧者の信用はグッと深まります。
飲食店で「二千円札使えます」なんて店前に書いてあったら、あなたはいつの話だよ、と思わないだろうか。
Webサイトのお知らせを止めると言うのは、そう言うことなのだ。
8月に「年末年始のお知らせ」なんて書いてあって、誰がそのサイトを信用するのでしょうか。

今すぐ書けるお知らせの例

事実を拾って書く

普通のお知らせのネタのテンプレートとして、よく次のようなことが紹介されます。

  • 備品点検のお知らせ
  • 仕事道具を新調しました
  • 明日のセミナに向けて、社員一同絶賛準備中

こんなんでいいの?これ書いて誰が喜ぶの?などと思われるかもしれません。
しかしながら、このお知らせ部分は脈拍なのです。

あなたがくだらないと勝手に思っているお知らせは、あなたにこれから発注をしようとしている人が、会社の生存確認ができて喜ぶのです。未来のあなたの顧客は、あなたの凄さを見たいわけでは無いのです。
ちゃんとその場所で引き続き業務を行っているという継続の証が欲しいのです。
壊れかけのお店を見ると、営業しているのか?と思われた経験があるかと思います。その状態を自分で作っているのです。

Q&Aの逆引き

  • お客様から頂いた⚪︎⚪︎についてのご質問に関して
  • 商品Aと商品Bの価格と性能の違いについて
  • 気温の影響による商品Aの不具合について

まずは3行でいいので始めることが大事

お知らせには、「拝啓」や季節の挨拶などは不要です。
「今日はこれをしました。明日はこっちです!」のような出来の悪い社員の日報みたいな内容でも構いません。

こんなの誰向けの情報だよ!誰が喜ぶんだよ!と勝手に思うのは自由ですが、
お知らせに完璧主義を貫き本当に重要な情報しか書かず、ずらりと
「2024年12月15日 年末年始の営業について」
「2024年4月20日 GWの営業について」
「2023年12月16日 年末年始の営業について」
「2023年4月25日 GWの営業について」…と永遠に繰り返される
こんなサイトのどこに魅力を感じるでしょうか。

更新すらしないウェブサイトは作るだけ無駄かもしれない

SNSなどでたまに、「ホームページよりSNS」という話題が出ることがあります。
あれは、どんなに更新しないあなたでもSNSだったら使い慣れているし、更新くらいはするでしょうというメッセージです。

「うちの会社のホームページは、名刺として使っているだけだから」なんて声をよく聞きます。
しかしながら今日このブログを書いている2026年にあなたのサイトを見て、更新が2012年で止まっていたら、それは名刺にすらなりません。止まっていると言うことは、もうやっていないんだなと思われてしまうのは普通だと言うことを再認識していただきたい。

まとめ:管理画面を開こう。開き方が分からなかったら、作ったところに聞こう

まずは本当に3行でいい。その3行を書くことは、24時間働いてくれる営業マンに息を吹き込む作業になります。
完璧な文章や大きなイベントなんて要りません。本当に田中さんの鼻毛の件でいいんです。
それよりも大切なのは、お知らせのタイトルの前につく日付です。今日より1日でも近い日の日付があることに、あなたの会社の未来の顧客は安心をします。

そして、そんなくだらないことでも、どんなに文章を書くことが苦手であっても、継続をすれば文章力はつきます。

「ホームページは24時間365日働いてくれる営業マン」と制作当初言われませんでしたが?
サイトを作ったのに何も無いじゃんと言うのは、あなたが何もしないからです。ご理解いただけたのなら、このブログの感想でおなんでもいいので、まずは3行書きましょう。

 

ACROCRAFT 峯崎

この文章を書いた人

学生時代よりウェブ技術に興味を持ち、独学でウェブ制作を開始。当時からPerl、CSSなどの技術を用いたサイト構築に取り組んでいました。 その後、営業会社にて法人営業を経験し、ウェブ開発・運営に本格復帰して以降は、WordPressを活用した多様なサイト開発、及びECサイトの制作・運用に従事。 ウェブ戦略の立案から実行、効果測定までを一貫して担当しています。

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