事件は現場で起きている。ウェブサイトは会議室では作れない
2026.01.15
ウェブサイトはチームで作れと言うお話
せっかく作ったウェブサイトが、思うように働いてくれない。
もし現在進行形の現場を知らない人が作ったサイトであるとしたら、原因はそれかもしれない。
事件は現場で起きているからだ。
私はウェブサイトの打ち合わせには必ず営業の方に参加をお願いしている。
現在の営業マンの売り方とサイトの文言や表現に違いがあるといけないと言うのもその理由の1つだが、
現場の人間が一番その商品の響くポイントを知っているからだ。
デザイナーなど会議室でサイトを作る危険性
時期や顧客により営業マンは言葉の使い方を変え、毎日少しずつアップデートを行っている。
その現場の声をダイレクトに反映している営業マンの伝え方とウェブサイトの文言が異なると、営業マンの成果につながらなくなるケースが少なからずある。
しかし、その時こそ実は、ウェブサイトを更新できるチャンスでもある。
日頃のお知らせだけではなく、サイト内の表現や文言をアップデートすることにより、ウェブサイトは更に生きたものになる。
会議室の声だけで作られるサイトはよくある失敗パターン
耳障りの良い言葉、簡単に響きそうな言葉をデザイナーは好む。特に画面上で。
私たちデザイナーは限られた領域の中で、届きやすい言葉を探しているからだ。
この飾られた声ば、営業マンが必死で顧客の不安や懸念を払拭しようとする言葉を台無しにしていないだろうか。
営業マンはお客様の返答を予測した言葉を組み立てている
営業とはとても楽しい業務である。まだやったことがない方や、避けている方もぜひ一度体験していただきたい。
営業という仕事には、自分の成功体験を逆算してロジックを組み立て言葉を操るトークスキルを身につける必要がある。
例えその折衝が失敗であったとしても、なぜそれが失敗したのか、別のルートはないかと考え、ゴールに向かうためのルートをさらに増やし続ける事ができる。
ただ失敗したのではなく、失敗することに成功したという、私たち会議室の人間にはないスキルが磨かれる。
ウェブデザインやウェブサイトはアップデートすることができる
私たちを評価するのは数値だ。
更新した、リニューアルした、キャンペーンを掛けた、それでも結果が出ない時、
数値は無機質で牙のように私たちに襲いかかる。
しかしながら、そういう時こそ、営業マンに助けを求めるべきだ。
彼らの顧客との折衝の中で出てくる言葉は、FAQの宝庫である。彼らの営業成功体験はそのままLPに落とし込むこともできる。
ウェブサイトを営業の商談資料とすることだってできる。
会社の給湯室で営業マンとばったりバッティングした時、会社のトイレで隣に並んだ時、
ひょっとしたらその時こそサイト全体のデザインや表現をアップデートできるチャンスなのかも知れない。
CTAポイントは慎重に
今回、クロージング、CTAについては触れなかった。
営業マンは顧客の顔色や温度など肌感覚を感じ取ることでクロージングを差し込む場所を臨機応変に変える。
このクロージングという作業は営業マンにとっての聖域だ。
最近のLPを見ると、その聖域をかなり軽んじているケースをよく見かける。
クロージングは失敗できない聖域であることを私たちは追認しないといけない。